買取価格が高いトラック

街中を走行するたくさんのトラックを目にしますが、その新車価格は思っている以上に高いものです。確かに実際に走っている車両は大半が傷やペンキなどの汚れがひどく、高級車としての扱いを受けているとは思えません。それと同時に新車価格が高いがゆえに、中古買取時でも高い値段が付くのです。日本では数社からトラックは発売されていますが、一番安い2トンタイプであっても価格は500万円程度と決して安くありません。

これは高級ミニバンに相当する価格帯です。さらに大型の10トンタイプであれば1500万円以上、トレーラーであれば3000万円する車両も当たり前のようにあります。これに荷室やダンプ機構などのオプション装置を追加すればさらに金額は高くなります。頑丈さが売りのトラックは壊れにくいという性質から、中古車両の販売価格も最低300万円と非常に高額です。

これは耐久性が証明する通り、過走行車両であってもまだまだ使えるという点から価値が下がりにくいことが分かります。一方で主に企業が所有するトラックは修復歴についてはあまり評価されません。実際に動いて車両代金分の仕事を行ってさえくれれば良いからです。したがって実際にあった例では10万キロ走行の車両であっても270万円ほどで買取されますし、事故を起こして修復歴がついた車両であっても買取価格が100万円を下回ることは滅多にありません。

こうした点を考え見ても、トラックは一つの金融資産とも言えます。

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